ヘアカラーで髪にダメージ!?そもそもなぜカラーで髪が傷むの?
2018/05/24
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2018/05/24
カラーリングには大きく2つの方法があります。
1つ目はいわゆるヘアカラーやブリーチと呼ばれるものです。ジアミンなどの化学成分で髪内部を刺激から守っているキューティクルを開き、髪の毛の元の色を脱色したうえで、髪の内側にしっかりと色素を定着させる方法です。一度染めると半永久的に染めた色が持続します。
2つ目はカラートリートメントやヘナなど、髪の毛の表面に染料を乗せて事案をかけて色素を定着させる方法です。また、カラースプレーや白髪隠しマスカラなどその日限りの一日染めのようなタイプもあります。
これらは、髪表面を傷つけることが少ないので、髪の毛へのダメージはほとんどありません。
ヘアマニキュアは、この中間に位置づけられるようなアイテムで、キューティクルを開く成分にジアミンよりは刺激の少ないニトロフェノールなどが使われています。へアカラーよりはダメージが少なく色味を入れることができますが、髪内部の元の色を脱色するのはあまり得意ではありません。ファッションとしてのカラーリングというよりも、白髪染めなどに使われることがほとんどです。
髪の毛は肉質部分であるコルテックスと、髪の毛を外から守るキューティクルから構成されていて、海苔巻きのような構造をしています。
カラーリングにはこのキューティクルをジアミンなどのアルカリ性の薬剤の力を使って押し広げて、髪内部にある元の黒い色素を脱色しつつ、染めたい色の色素を浸透させていきます。
髪の毛はケラチンという爪などと近い固いたんぱく質で構成されているので、一度こじ開けたキューティクルはどうしても開きがちになったり、カラーリングの過程でキューティクル自体が欠けたりはげたりしていきます。特に毛先部分は、生えてから3~5年程度の時間が経っているので、何度もカラーを繰り返すことで、キューティクルがすべてはがれてしまっていることも珍しくありません。
キューティクルが傷むと、繊細な髪内部が表面に出てきてしまうので、よりダメージは加速していきます。
なのでヘアカラー後のアフターケアが大切になってきます。
次回はアフターケアについて書いていきたいと思います。
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